iDeCo (イデコ)は、サラリーマンの数少ない節税方法の一つです!

節税・減税
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高収入な方ほど節税メリットあり!
使える制度は全部使って少しでも税金を払わずに、40歳からFIRE目指しましょう。今回は、“ iDeCo (イデコ)”です。

2022年から iDeCo のルールが一部変更になり、60歳未満が対象でしたが、国民年金被保険者であれば65歳まで iDeCo に加入できるようになります。50歳から iDeCo に加入しても運用期間が15年あるので増える可能があります。いま既に iDeCo に加入している人は5年長く運用が出来るのでバンザーイ♪

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さっそく、iDeCoとは! 

愛称は「iDeCo(イデコ)」。英語で“individual-type Defined Contribution pension plan“と訳され、日本語では“個人型確定拠出年金“といいます。 

簡単に言うと、国(日本)や会社が行うのでは無く、“自分自身で働いている間に、自ら掛金を拠出し運用して年金を作る”制度です。

いわゆる“年金”という制度だけでは、老後の生活必要額が足りなくなるシミュレーションができているんでしょうかね?わざわざ国が税制優遇をして、個人で早いうちからお金の貯めてもらおうとしてるのは明らか。 

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iDeCoのメリットはなに? 

そもそもメリットがないとみんな制度を利用しないので、iDeCo にもメリットが当然あります。iDeCo の3つの税制優遇メリットは、 

① 掛金が全額所得控除 

自身が毎月拠出する掛金は、全額課税所得額から差し引かれることで、所得税(10%)、住民税(10%)の税金が軽減されます。 
詳しく金額が知りたい方は、下記の“かんたん税制優遇シミュレーション”が見やすかったので、確認してみて下さい。

② 運用益(儲け)が非課税

通常、株や投資で運用益が出た場合は、課税(源泉分離課税20.315%)されますが、iDeCo での運用益は非課税で再投資されます。 

③ 受給時に所得控除を受けられる。 

・一時金で受給する場合は「退職所得控除」 が使えます。

・年金で受給する場合は「公的年金等控除」 が使えます。

※注意
サラリーマンの方に多いのと思いますが、会社からの退職金が別途ある場合は、同時に一時金扱いで受け取ると、金額の大小に関わらず加入期間の長い方のみが「退職所得控除」扱いになります。 

iDeCoのデメリットはなに? 

①原則として、60歳になるまでは受給できない。 

だだし、加入期間が10年未満の場合 はさらに受給開始が遅れます。早めに加入して60歳からでも受け取れるようにしておく方が良いと思います。

  • 8年以上10年未満は、61歳から受給開始。 
  • 6年以上8年未満は、62歳から受給開始。 
  • 4年以上6年未満は、63歳から受給開始。 
  • 2年以上4年未満は、64歳から受給開始。 
  • 1ヶ月以上2年未満は、65歳から受給開始。 

通算加入者等期間に応じて受給できる年齢が決まります。 

②運用成績により給付額が変動する。 

自身が選んだ商品の運用成績により変動する為、成績が悪いと受け取る額が減ることになります。逆に、成績が良いと多くの給付金を受け取れます。 

③各種手数料がかかる。 

毎月一定の管理手数料、商品の入れ替えをした場合などに別途手数料がかかります。また、管理費は必要ですが、掛金を止めることはいつでもできます。 

その他、こんな時は? 

転職・離職した際にも、年金資産は移換の手続きをとることで、持ち運びすることができます。また、必要な条件を満たす場合は、他の年金制度(確定給付企業年金、企業型確定拠出年金等)からの資産を引き継ぐこともできます。 

その他、本人からの申出により、脱退一時金相当額を移換可能な場合もあります。加入者等が一定以上の障害状態になった場合や加入者等が死亡した場合も、障害給付金や死亡一時金を60歳前でも受給できます。 

※詳細は、運営管理機関の窓口にご相談ください。 

自分も加入できる?? 

加入資格は、基本的に20歳以上60歳未満の下記に該当する方が加入できます。 

①自営業者 

②会社員は、 

  • 60歳未満の企業年金制度のない方。 
  • iDeCoに加入することを認めている企業型確定拠出年金の加入者の方。 
  • 確定給付企業年金・厚生年金基金に加入している方。 
  • 国家公務員・地方公務員の共済組合員の方。 

③ 専業主婦(夫) 

専業主婦(夫)の方も加入出来ますが、減税メリットより、資金が60歳までロックされる事によるデメリットの方が多いかと思います。それは所得額がそもそも少ない・無い為、所得税から減税できる金額が少ないからです。また、所得が130万円以上になると配偶者控除を受けられないのもデメリットになります。 

ここまで読んだ人は、運用してみる??

どこでするか

・銀行、証券口座の金融機関で取り扱っています。
NISA(つみたてNISA )もしているのであれば、同じ証券口座で管理する方が良いと思います。出来ればマネーフォワードMEで連携できる金融機関が良いです。
オススメは楽天証券、SBI証券ってとこですかね。

掛金は自分で決める! 

  • 拠出できる掛金の上限は加入区分に応じて異なるので、どの加入区分に属しているかを確認する事からです。
  •  掛金は、ライフスタイルに合わせて月々5,000円から1,000円単位で無理なく自由に設定できます。 
  • 1年の単位で掛金の拠出を考え、年1回以上任意に決めた月にまとめて拠出もできます。 

運用する商品も自分で決める! 

  • 国内株式
  • 国内債券
  • REIT(不動産投資)
  • 外国株式
  • 外国債券
  • コモディティ(商品先物)

上記の様な運営管理機関が選定する運用商品の中から、債権80%+投資信託20%というように、自分なりに組み合わせては自由です。自分の信じる商品や地域、リスクレベルを考えた上で、運用商品を選びます。ここが悩む所で腕の見せ所ですね♪性格も出ます(笑) 

自分の期間にあったプランニング

自分の場合は、40歳から加入したので期間は60歳までの20年間。20年の間に最大限の効率を目指した運用が必要になります。また、60歳の時点で暴落が起きなそうな銘柄に運用をシフトさせて、ある程度の金額を確定させに向かいます。また、つみたてNISA と違って運用後は保有し続けれないので、必ず受け取りをしないといけません。

運用開始~出口戦略

運用を開始したらアセットアロケーションは、10〜13年ぐらい目まではリスクを取って投資信託(全米、全世界)で運用。13〜15年目ぐらいからリスク分散をしたいので債権(国債)を組み込んで比率を50%ずつにしようかと考えています。その時の状況次第ですが、残り2年とかになったら全部債権にしてるかも知れません。 

アセットアロケーションとは、アセットとは「資産」、アロケーションとは「配分」と訳されます。要するに、運用する資産を“国内外の株や債券”といった商品で、どのような割合に配分するか決めることをいいます。

受取方法

自分としては、つみたてNISA との兼ね合いもありますが、いまの会社では確定給付企業年金(一括受け取り)もあるので、 iDeCo は年金で受け取って最大限“節税効果”の恩恵を受けようと考えています。 

受取方法には以下のような種類があります。

1.一時金として一括で受け取る

受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達したら、70歳に到達するまでの間に、一時金として一括で受け取れます。

2.年金として受け取る

個人型確定拠出年金を年金で受け取る場合は有期年金(5年以上20年以下)として取り扱います。 受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達したら、5年以上20年以下の期間で、運営管理機関が定める方法で支給されます。

3.一時金と年金を組み合わせて受け取る

受給権が発生する年齢(原則60歳)に到達した時点で一部の年金資産を一時金で受け取り、残りの年金資産を年金で受け取る方法を取り扱っている運営管理機関もあります。

注意点・必ずすること

iDeCo に加入したら、毎年必ず年末調整の時期に会社に所得控除証明に必要な、「小規模企業共済等掛金払込証明書」(以下、払込証明書)の提出を忘れないでください。また、加入した時期によっては年末調整に間に合わない場合があり、その場合は確定申告で控除をすることになります。

楽天証券の場合ですが、払込証明書は下記の予定になっています。

  • 初回払込実績が1月から9月の期間:10月下旬に発送
  • 初回払込実績が10月の方:11月下旬に発送
  • 初回払込実績が11月の方:12月下旬に発送
  • 初回払込実績が12月の方:翌年1月下旬に発送

まとめ 

iDeCo 単体では資金がロックされるので、一時的にお金が必要な場合に引き出せない事がデメリットと思っていましたが、 NISA(つみたてNISA )と組み合わせることで一時的にお金が必要な場合は、 NISA から引き出せば良いので問題ないことが分かりました。また、いつでも引き出せない口座は資金を確実にロックできるので逆にメリットです。記事が参考になれば、早く動いて節税効果の受けましょう!減税・節税できた分は少額でも投資を忘れずに!! 

以上 

『iDeCo?今からでも出来るiDecoの節税メリットを理解しよう。』でした! 

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